施設長あいさつ」

施設長あいさつ

施設長椿寿荘は室井病院併設の介護老人保健施設(老健)として平成8年に開設されました。開設当初より老健の「5つの役割」を積極的に進めてまいりました。それは「包括的ケアサービス施設」、「リハビリテーション施設」、「在宅復帰施設」、「在宅生活支援施設」、「地域に根ざした施設」であります。少子高齢化社会が著しくなり介護を必要とする人が増えています。そのためには地域全体で介護を支えることが必要として「地域包括ケアシステムの推進」が2025年を目途に進められています。老健は勿論地域自治体や医療機関、家族の皆さんの協力がなければ「包括ケアシステム」は成り立ちません。老健はその中核的施設の役割を担うべきと言われています。高齢者の増加に伴い認知症の利用者も増えています。進行した認知症の人はいわゆる想定外の事件も起こします。どんなときにも笑顔を忘れずに、看護、介護、リハビリなどのチームワークを良くし、優しく、多職種協同のケアマネージメントを提供してまいります。
これからも大田原厚生会の基本理念「地域の為に、そして地域と共に」の精神を忘れることなく、皆さまから信頼され安心して利用していただき「元気になれた」、「楽しく過ごせた」と言って貰えるよう努めてまいります。

介護老人保健施設 椿寿荘
施設長 古泉桂四郎